50代になると、
体力や記憶力の衰えを実感する場面が増えてきます。
「若くない」
そう思い知らされる瞬間に、
少し気持ちが沈んでしまうこともあるかもしれません。
そんな私が、50歳を過ぎてから始めたのがドラムでした。
これは、50代の女性が新しい挑戦をして気づいた、本当の変化の話です。
目次
50代になると感じる「できなくなった自分」
50代ともなれば、
体力も記憶力も、少しずつ下り坂。
昔は簡単にできていたことに時間がかかったり、
一度覚えたはずのことを、すぐに忘れてしまったり。
主婦として、
母として、
家族を優先して生きてきた女性ほど、
自分の変化に戸惑うことが多いのではないでしょうか。
老化に抗うように始めた「ドラム」という選択
そんな自分に、少しだけ抵抗したくて始めたのがドラムでした。
ところが実際に叩いてみると、
想像以上に自分の体は言うことをききません。
50年分の体のクセに、愕然とする
左手が思うように動かない。
右手より前に出すだけで、強い違和感がある。
「自分の手なのに、操れない」
その事実に、正直ショックを受けました。
頑張りすぎて、ケガをしたこともありました
少しでも憧れのドラマーに近づきたくて、
実力以上の曲に挑戦し、肘を痛めたこともあります。
「練習した結果、ドラムができなくなるなんて本末転倒…」
そう思いながらも、
それでもリズムを叩く楽しさからは離れられませんでした。
50代女性に訪れる「環境の変化」
ドラムを始めてからの7年間で、
私の周りの環境も大きく変わりました。
- 息子の独立・結婚
- 初孫の誕生
- 両親の介護が現実に
子どもの手が離れたと思ったら、
また新しい役割が増えていく。
それが、50代主婦のリアルなのだと思います。
練習できない時間が生む、不安
家族を支える役割を優先すると、
どうしても自分の時間は後回しになります。
ドラムに触れられない日が続くと、
心の中に不安が芽生えました。
- せっかくできるようになったことを忘れてしまうのでは?
- 50代だから、覚えるのに時間がかかるのに…
知らず知らずのうちに、
「年齢」を言い訳にしていたのかもしれません。
それでも、体は覚えていた
母の入院で、
しばらくドラムに触れられなかった時期がありました。
久しぶりに叩く前は、正直怖かったです。
「できなくなっていたらどうしよう」
けれど、叩いてみると――
体が、ちゃんと覚えていました。
積み重ねた時間は、裏切らない
過去に練習したことが、
自分の中で消化され、戻ってくる感覚。
「そうそう、これこれ」
「やっぱりドラム、楽しい」
思わず、心が弾みました。
50代でも、挑戦はちゃんと自分の力になる
この経験から、はっきり言えることがあります。
50代でも、積み重ねた時間は確実に自分の味方になる。
年齢を理由に、
諦める必要はありません。
私は決して上手なドラマーではありません。
でも、自分で限界を決めてしまえば、そこで終わってしまうことは知っています。
だから今も、
限界線は、ずっと先に置いたままです。
まとめ|50代からの挑戦は、人生を整える時間
50代から何かを始めることは、
無理をすることでも、若作りでもありません。
それは、
「自分の人生を、もう一度自分の手に取り戻す時間」。
主婦として、家族を大切にしてきたあなただからこそ、
これからは、あなた自身の音を奏でていいのです。
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