人生を奏で直す物語

50代主婦、バンドをクビになる。それでもドラムを続けた理由

「いつか絶対に見返したい」

心の中で、密かにそう思っている相手はいませんか?

そう聞かれると、私にはある人の顔が浮かびます。
あまり思い出したくもない出来事で、自分の黒歴史をさらすようで少し恥ずかしいのですが……
今日は、あえて書いてみようと思います。


50歳で始めたドラムと、バンドへの強い憧れ

私は50歳でドラムを始めました。
その後、リモートバンドを経験したことで、

「やっぱり、リアルなバンドがやりたい」

そんな気持ちが、どんどん大きくなっていきました。

とはいえ、地元には一緒にバンドをやってくれる知り合いはいません。

手が届かないと思うと、余計に欲しくなる。
それが人間なのかもしれません。

いつしか
「バンドがやりたい」は
「やらなきゃならない」
くらいの勢いに変わっていました。

実力が追いついていないことには、薄々気づいていたのに。


ジモティーで見つけた、初めてのバンド募集

今思えば、あの頃の自分に言ってやりたいです。

「あなた、知らない人たちとバンドできるほど上手くないですよ」と(笑)

そんなある日、ジモティーで
「バンドを立ち上げたい」という女性の募集を見つけました。

私はその募集をしていた女性に、恐る恐る問い合わせをしてみました。

「バンド未経験ですが、大丈夫でしょうか?」

すると、その方はこう言ってくれたのです。

「私はベースですが、誇れるほどの技術はありません。
みんなで一緒に上手くなっていきましょう」

その言葉に背中を押され、
私は念願のバンドデビューを果たしました。


和やかな初練習と、数日後に届いたLINE

初めての練習は、同世代の女性が中心で終始和やか。
練習後はみんなでお茶をし、これからのことを話しました。

「勇気を出して応募してよかった」
「これから練習して、バンドのドラマーとして成長しよう」

私は、ワクワクで胸がいっぱいでした。

ところが数日後、
「みんなで上手くなっていきましょう」と言ってくれた女性から、LINEが届きます。

そこに書かれていたのは——

「〇〇さん、良い方で残念だけど、
ちょっとバンドのドラマーはムリだと思います。
人前でやっていくバンドを目指しているので」


50代主婦、バンドをクビになる

理由はシンプルでした。

私が、思っていた以上に下手だった。

私は、あっけなくバンドをクビになりました。

7年間ドラムを続けてきた中でも、
間違いなく上位に入る黒歴史です(笑)


クビになっても、ドラムは嫌いにならなかった

不思議なことに、

「もうドラムなんて無理」
とは、なりませんでした。

現実は現実として受け止めつつ、
ドラムへの情熱は、むしろ強くなっていったのです。

それなら——

「一緒に上手くなっていきましょう」と言われる側ではなく、
自分がそう言える人たちと出会えばいい。

そう思うようになりました。


本当の意味で「一緒に成長できる仲間」との出会い

諦めの悪い私は、その後もドラムを叩き続けました。

そして数年後、
本当の意味で「一緒に成長していける」と感じられる、
今のバンドメンバーと出会うことができたのです。

技術だけではなく、

  • 立場
  • 年齢
  • 人生の背景

すべてを含めて、受け入れ合える関係。

あの時クビになった経験がなければ、
今の私はいなかったと思っています。


まとめ|50代の失敗は、人生を止める理由にならない

あの時のバンドの方たちが、
今もどこかで活動しているのかは分かりません。

でも、私の中にはひとつのモチベーションがあります。

「いつか、逃した魚は大きかったと思ってもらえるドラマーになること」

少し偉そうですが(笑)、
それくらいの気持ちでちょうどいいと思っています。

50代での失敗は、終わりではありません。
それは、自分に合った場所へ向かうための途中経過。

私は、ドラムを通してそれを学びました。


もしあなたが今、

  • 挑戦して傷ついた経験がある
  • 「やっぱり無理かも」と諦めかけている
  • 年齢を理由に一歩を引いてしまっている

そんな気持ちを抱えているなら、
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