「楽しい人生」って、特別な人だけのものだと思っていませんか?
私も長い間、そう思っていました。
「自分なんてただの主婦だし」「子どもが独立しても、今さら…」
そんな風に思っていた50代前半の私が、56歳になった今、「毎日けっこう楽しい!」と言えるようになるためには、何かを始める勇気も必要でしたが、何かを手放す勇気も必要でした。
新しいことに挑戦するのは素敵。
でもその前に、今の自分を縛っている「古い思い込み」や「無意識の習慣」を手放さないと、結局また元通りになってしまうかも・・。
目次
一つ目:完璧な家事をやめた

「ちゃんとしなきゃ」より「まあいっか」
<家事の完成度より、自分の満足度。>
毎朝6時に起きて、夫のお弁当、掃除、洗濯…「主婦としてちゃんとしなきゃ」と思い込んでいた私。
でもある日、ドラムの練習に集中したくて洗濯を後回しにしたとき、誰も困らなかったのです。
あれ?って拍子抜け。
今では、週3日しか洗濯しません(笑)。その代わり、午前中は「自分時間」です。
二つ目:「もう遅い」をやめた
「今さら」って言ってる今が一番若い
<挑戦に遅すぎる年齢なんてない。>
50歳でドラムを始めたとき、「この年で?」って思いました。でもやってみたらめちゃくちゃ楽しい。
推し仲間と主婦バンドも結成できたし、ステージにも立てた。「あのとき始めてよかった」と今は心底思います。
そんな私が今も愛用している練習パッドはこちら。

音の心配もなく自宅での練習に集中できます。ドラム初心者さんにピッタリです。
三つ目:他人の目を気にするのをやめた

「主婦なのに…」を「主婦だからこそ!」に変える
<他人の視線より、自分の内側の声。>
SNSにドラムの練習動画を投稿したとき、「変に思われるかな…」と手が震えた。
でも、それを見て「私もやってみたい」と言ってくれた主婦がいたんです。それがすごく嬉しくて、少しずつ「自分らしく発信すること」を楽しめるようになりました。
四つ目:我慢することを美徳にするのをやめた
「誰かのために」は素敵。でも「自分のために」も大切
<自己犠牲より、自己尊重。>
家族のためにとにかく我慢するのが癖になっていて、「自分のことはあとでいい」ってずっと思ってました。
でも、ドラムやブログを始めてから「楽しい」を優先するように。
そしたら、家族との関係も前より良くなりました。私が楽しそうにしてると、家も明るくなるんですよね。
五つ目:一人で抱え込むのをやめた

誰かとつながることで、人生はもっと楽しくなる
<「誰にも迷惑かけずに」ではなく「誰かと楽しむ」選択肢を持つ。>
50代になってから、何を始めるにも「一人で頑張らなきゃ」と思っていました。
ドラムも家族には内緒で始めた事だったので、長い間ずっと一人黙々と練習していました。
でもあるとき、一緒に音を奏でてくれる仲間がいることを知り、迷いなくその仲間のもとへ飛び込んでいったんです。
それが私のバンド活動の始まりでした。
今ではそのメンバーとの月1回の練習が心の支えになっています。
「自分一人でやる」から「仲間と楽しむ」へ――。
このマインドの変化が、人生そのものを明るく変えてくれました。
まとめ

50代って、やりたいことを始めるのにぴったりのタイミング。
でも、何かを“始める”よりも、まずは“やめてもいいこと”を見直すことが先だったのかなって今は思っています。
あなたが今、「やらなきゃ」と思い込んでることの中に、実は“手放していいこと”があるかもしれません。
今日、それをひとつ手放してみませんか?
お読みいただきありがとうございました。