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バンド

心のどこかでバンドへの興味をもっている50代主婦へ チャンスを引き寄せるヒント5つ

この記事ではバンドのドラマーとして活動をしている主婦が、自身の体験に基づいて楽しくバンド活動をするためのヒントをお伝えします。

記事の内容はあくまでも、長年子育てや主婦業を頑張ってきた50代主婦に向けて書いています。

本気で世の中から認識されるバンドを目指している方からは内容がずれてしまいますが、その点はご了承ください。

そのことを念頭に、同世代の方でバンドに興味がある方は読み進めて頂けたら幸いです。

では、心のどこかでバンドへの興味を抱いている方へ、50代主婦でバンド活動をしている私が、活動のチャンスを引き寄せるヒントをお伝えします。

主婦のバンドって

本当は興味があるけど、主婦になってからバンドなんて夢みたいな話しでしょ?とか、50代になってからバンドに挑戦するなんて無理だよね?等と思っている方は結構いるのではないでしょうか。

確かに、おじさんバンドはたまに見たりしますが、おばさんバンドって意外と見聞きしないですよね。

そう思うと、主婦のバンドってちょっと特殊なのかもしれませんが、だからこそ、やる価値があると私は思うのです。

無理せずに、自然体で演奏し合える仲間に巡り合えたら「もう他には何もいらない」と思えるほど楽しい時間が待っています。

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バンドをするために必要なこと

ほとんどのバンドマンは、スタジオを借りて練習をします。

スタジオに入れば、そこは個人の練習の場ではなくバンド練習の場となるため、メンバーは日ごろからバンド練習の日の向けて、自分の楽器の練習をすることになります。

スタジオに入る時は、ある程度課題曲ができることが前提です。

仕事、主婦業、そして練習。意外と忙しいですよね。

楽器によっても練習の環境は変わってきますが、一日の時間は皆平等。

楽器の練習に時間を割くことができるかできないか、それがとても重要になります。

でもちょっと考えてみてください。

子供から手が離れた50代主婦にとって、好きな楽器の練習をする時間を捻出する事って意外と出来るのではないでしょうか。

新しい趣味を見つけてみたい!そう思い始める人が50代で増えるのは、子育てがひと段落する年代だからですよね。

今までの日常を変えず、楽器やバンド活動を楽しむための時間を上手に作ることができるという事は、メンバーとの信頼関係を築く上でも重要になってきます。

では、次から50代主婦がバンドを作りたいと思った時のヒントとなる事を5つお伝えしていきます。

①できれば音楽的趣向が同じ

私たち世代になってくると、自分を変えることがなかなか難しくなってくるのです。

私も今のメンバーに巡り合う前、どうしてもバンドがやりたくて色々な方面からメンバーに入れてもらおうとアプローチしました。

例えば

①練習会場で出会った人をつてに、既存のバンドに入れてもらう⇒一回だけ練習したもののメンバー同士のトラブルで消滅

②地域のコミュニティーで募集されていた新規メンバーに応募⇒実力不足と判断されクビ

③仕事関係の人とバンドを組めればと思って練習してみる⇒それぞれの熱量の違いから結成に至らず

どのパターンも縁が無かったと言えばそれまでですが、①は洋楽メインのハードロック系②は昭和の時代の名曲系③はギターの人ができる曲という事でこちらも懐メロ系という音楽の方向性でした。

その頃の私は、実力不足な上にバンドのドラマーとしての自覚など皆無に近い状況でしたし、それに加え心の中に大きな存在(推しの音楽)を抱えていて、どこかで熱くなりきれずこのようなご縁を遠ざけてしまったのだと思います。

バンドができれば、どんな音楽でも楽しいはず!

それは否定はしませんが、私には難しいことでした。

プロのバンドでも音楽性の違いは解散の原因にもなるほどの事。

私たちのようにバンドを日常の楽しみの一つにしたいと思う者は、メンバー全員が同じ方向を向いて熱くなれるように、最初から音楽の趣向が同じ人でバンドを組めれば話しは早いのです。

②同世代である

お互いを理解し合えるのは、やはり同世代で同じことを経験した者同士が一番。

50代ともなると、健康のこと、親のこと、家族構成の変化・・。

子供から手が離れたと思うと別の悩みが湧いてきます。

若い子がメンバーにいればそれだけで活気が生まれるだろうし、機材の使い方や音作りにも詳しくてスムーズに練習ができる等良いこともたくさんあると思います。

逆に、もっと年上の方となると、音楽の方向性を合わせるのが難しくなったりもします。

私のバンドは全員が50代です。

そして偶然にも全員が男の子の母親でした。

そんなおばさんたちが出逢ってできたバンドは、機材の使い方を何度教えられても覚えられないへっぽこです。

でも、覚えられないことを理解し合えるので雰囲気は決して悪くはなりませんし、イライラする人は一人もいません(笑)

そして少しずつ苦労を重ねながら、ゆっくりですができることが増えていき、メンバーそれぞれに自覚が芽生え始めてきています。

私たちは、機材の使い方や音の出し方に苦戦しながらでも、お互いを理解し合って平和にバンド活動ができた方がありがたいと思える世代ではないでしょうか。

50代主婦がバンド活動を長続きさせるには、余計な気は使わずに全員が「楽しい」を共有できる時間にすること。

その為には、同世代の人とバンドを組むことをおすすめします。

③キャリアの有無は関係ない

最初にもお伝えしましたが、これは楽しむバンドであることを前提とした場合です。

少しでも、世の中に認知されるバンドを目指していたり、オリジナル曲を世間に広めたいと思って活動する方には当てはまらないことになると思います。

その上でですが、私の経験上、おばさんたちが楽しむバンドをしていく上でのキャリアはほぼ関係ありません。

私たち世代で、これからバンドをやってみたいと思っている方に、それなりにキャリアをもっているという方はあまりいないです。

多分そういう方は、既にそこそこ活躍されているかと。

子供の頃にピアノをやっていた、エレクトーンを習っていた位の経験はあったとしても、ドラム、ベース、エレキギターの経験をもつ人はそう多くはありません。

だから、やる気さえあれば今から楽器を練習し始めてもバンドはできるんです。

私は50才からドラムを始め、羽陽曲折しながら55才から今のバンドを始めました。(50才まで本物のドラムセットを見たこともありません。)

メンバーのベース担当(52才)は、しばらくキーボードをやっていましたが、ある日突然「私ベースやってみるから少し時間ちょうだい」と言ってベースを練習し始めました。

今では私と二人でバンドのリズム隊として活躍しています。

逆に突出して楽器が上手い人がメンバーにいると、キャリアの浅い人たちはその人に申し訳ないという気持ちが先に立ってしまうことがあります、みんな大人なので。

そのようなことも加味したうえで、50代のおばさんバンドにはキャリアは関係ないと言えるのです。

やりたいと思ったら、今から楽器を始めても全く問題ありません。

④共通の趣味・趣向の場で出逢えると良い

ここまで読んで下さった方は「では、そんなメンバーとどこで知り合うの?」と思われるかと思います。

一番おすすめなのは、ミュージシャンのファンクラブです。

音楽系のファンクラブであれば、好きな曲をコピーしたい、弾き語りをやりたい、バンドをやってみたい!と、音楽に関して同じような思いを抱いている人が必ずいます。

今はSNSがある時代なので、上手く活用して同世代の人と繋がることも可能です。

SNSを活用する場合、個人的にはX(Twitter)よりもInstagramの方がおすすめです。

Instagramの方がXよりも文字数や画像が多く投稿できるので、人柄がより把握しやすいです。

二つ目は、ジモティなどの地域密着型のコミュニティを活用することです。

共通の趣味とまではいかないかもしれませんが、同世代でバンドのメンバーを募集している人を近場で見つける事はできます。

逆に私の経験上、ママ友とは難しかったです。

ある意味非日常のバンド活動を、何十年という日常を一緒に過ごしてきたママ友と共有するのは違いました。

私のママ友に、50才過ぎてから楽器をやろうと思う人がいなかった、と言うのもありますが。

50代からバンドに挑戦するならば、どうせなら非日常を味わってみたいと思いませんか?

もしそう思うなら、家族とか近所付き合いとかの日常のしがらみは抜きにして、学生時代の部活動のような経験を再びしてみる。

それが50代からのバンド活動の醍醐味の一つだとも思います。

⑤それぞれが活躍できる場面がある

これはメンバーが揃って活動が始まってから、円滑に運営をしていくためのヒントです。

楽器はもちろんですが、それ以外の場面でも、自分以外のメンバーから「ありがとう」と言われるような活躍の場が平等にある事。

バンドを始めると、自分が得意なことでバンドをより良くしていこうと思い始めます。

例えば、鍵盤ができる人は足りない楽器の音源を作る、動画の編集ができる人は、練習風景を撮影した動画を作ってSNSにUPする、など。

でも、そういうことに疎い人は「何も手伝えなくてごめん」となる訳です。全員大人なので。

なので私のバンドでは、技術的なことが苦手な人は、自然と広報的は役割を担うことになってきました。

広い人脈を利用して、演奏の場を与えてもらえるように営業(ただバンドをやっていると言いふらす)をするとか、練習後にお茶をするお店をリサーチして予約をするとか、写真映りが良いメンバーにはInstagramで前面に出て顔出ししてもらうとか(笑)

バンドをやっていく上でこのようなことは全部必要なことで、人がやってくれたことに対して全員が「ありがとう」という気持ちになるのです。

このようなことを一年ちょっと続けてきて、今少しずつ活動の場が広がり始めています。

少し先の話ですが、メンバーの知り合いの人のカフェで演奏をする場を与えてもらえるまでになりました。

まとめ

この記事では、50代の主婦がバンドを始めたいと思った時や運営していく上でのヒントとなる事を5つご紹介しました。

ここに書いたことはあくまでも私の経験であり、もっと違う形でバンド活動を楽しんでいる主婦の方も大勢いると思います。

ただ言える事は、音楽を楽しみたい、バンドを作って仲間と演奏をしたい、と思ったら行動を起こすのみという事です。

この記事が、そんな時のヒントとなり、背中を押す切っ掛けとなったら嬉しく思います。

最後までお読みいただき、有難うございました。

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