プロドラマーからも高評価を受けているエレクトロニックアコースティックドラムモジュール ヤマハEAD10 が届きました。
さて、この高性能なヤマハEAD10は使いこなせるでしょうか(笑)
今回の記事では、届いたEAD10を実際にスタジオで使う前に、自宅で予行練習をした際の感想をレビューします。
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YAMAHA EAD10とは

YAMAHAから発売されている EAD10(エレクトロニックアコースティックドラムモジュール)とは、XY型ステレオコンデンサーマイクとドラムの振動を電気信号に変換するトリガーユニットが一体となったセンサーユニットとなり、簡単に取り付けることができアコースティックドラムキットの練習方法、録音、演奏の可能性を広げることができる強力なアイテムです。
準備はマイクをバスドラムに取り付け、ユニットとつなぐだけ。
今まで何本もマイクを立ててドラムを録音していたあの苦労はなんだったのか・・と思う程、簡単且つ高音質にアコースティックドラムが録音できるので、叩いてみた動画も簡単に作ることができます。
ZOOMで挫折した苦い思い出

ちょっと余談になり、そもそもZOOMとEAD10 を比較する話でもないとお叱りを受けるかもしれませんが・・。
今までのドラムの楽しみ方の一つとして、叩いた曲を録音したり動画を撮影したりしてSNSにUPしてきたので、できるだけ良い音で録音や録画をしたいという欲が強く、結構色々な機材に手を出してきました。
その中の一つがZOOM H4n Proです。
このZOOMの素晴らしい機能を知って、「これだ!」と思い楽天ポイントをかき集めてためらいもなく購入したのが2年程前のこと。
その結果、宝の持ち腐れ状態に・・・。
なぜかと言うと高性能すぎて、全く使い方を身に付けることができなかったのです。
何とか把握しようと取り扱い説明書を見漁りましたが、複雑すぎて頭の中は毎度パニック状態に。
しかも紙ベースの取り扱い説明書はなく、全てWeb閲覧。
あの膨大な項目を目にしただけで、まず心折れてしまいました。
けっこう機械ものには自信があった私でしたが、この一件以来すっかり自信を喪失し現在に至っています。
EAD10はとにかく分かりやすい

まず有難かったのが、紙ベースの取扱説明書が同梱されていたこと。
しかも、文字が大きめ(笑)
取り扱い説明書の通りに接続すれば機能することが分かりました。
当然ですがEAD10はドラム用のモジュールなので、ドラムに特化した機能のみが搭載されています。(ZOOMを引きずっている言い方(笑))
なので、ZOOMのようにあれもこれもできるということがないため、そこが逆に私にとってはとても分かりやすい点でした。
これならドラム初心者の大人の女性でも扱えると思います!
勝手なイメージかもしれませんが、日本のヤマハという企業が開発しただけあって、説明書の書き方が日本人に分かりやすく書かれているような気がします。
EAD10を実際に起動させてみた
実際にスタジオで使う前に予行練習をしました。
スタジオは限られた時間なので何事も準備は大切!
EAD10の本体モジュールはこんな感じになってます。



電源アダプターをつないでみた

同梱されている電源アダプターを差しました。
他のケーブルをつなぐときは電源を入れない方が良いらしいので、まだ電源をONにはしません。
Ipadとつないでみた


ステレオミニプラグ3.5mmを使ってAUX INからIpadを接続しました。
ステレオミニプラグ3.5mm私はiPhoneユーザーでIpadも使うためこのAUXにはIpadをつなぎましたが、Androidの携帯や携帯用の音楽プレーヤーもこのAUX INから接続します。
携帯の場合はヤマハのアプリ Rec'n'Shareをダウンロードをすると、簡単に叩いてみた動画を撮影することができます。
これ、神アプリですよ!本当に。
もちろんIpadは、USBケーブルでも接続できます。
ヘッドフォンをつないでみた


PHONES端子にヘッドフォンやイヤホンを差します。
そしてここで電源をONしてみると、このような状態になります。
EAD10のPHONES端子は6.3mmの為、ほとんどのヘッドホンやイヤホンは変換プラグが必要になります。


この変換プラグ、小さい物ですがとても大切です。
これがないとヘッドフォンなどが装着できず、スタジオへ行っても叩いてみた動画を撮影できない事態が起こりかねないので必ず用意してください。(もともと6.3mmの方は必要ないです)
iPhoneをつないでみた
iPhoneユーザーがEAD10で叩いてみた動画を一番簡単に撮影する方法になります。
その際は事前にヤマハのアプリ Rec'n'Shareをダウンロードします。
このヤマハのアプリ、本当に神アプリですね。
無料だなんて信じられない!
念のため再度電源をOffにしてから、iPhoneをUSBタイプBケーブルで接続します。


使うのはUSBのタイプBケーブルです。
タイプBは最近あまり見かけなくなってきたような・・。
今でも使っているのはPCとプリンターとつなぐケーブルとしてでしょうか。
家のプリンターでも使っていたので、そこから拝借しました。(あまりきれいじゃないです)
このUSBにiPhone USB 変換アダプタを装着してiPhoneに接続します。

このiPhone USB 変換アダプタはApple純正が推奨されています。
私はZOOMを使おうと思っているときに購入した純正ではないものがあったのでそちらを使いましたが、問題なく作動したのでしばらくこれで様子を見ようと思います。
iPhone USB 変換アダプタヤマハEAD10を手にした感想 まとめ
EAD10 を実際に扱ってみた感想は、接続設定がかなり簡単で、これなら私でも使えると思いました。
バンド練習やドラムをやっている人のほとんどはスタジオをレンタルして練習しているので、EAD10のように複雑なセッティングが必要ないことには感謝しかありません。
予行練習もできたので、早くスタジオで実際に鳴らしてみたいです!
まだまだ使い方は色々ありそうです!